過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/03/20(火) 06:31:16.83 ID:H3RHPCIM0
マクドナルド、秋葉原ソフマップ店。
秋葉原ソフマップタウン本館1階にある独立テナントだ。
沙織ちゃんに案内された席にいたのは、あのオフ会にいた黒いドレスの子と、……信長君だった。

沙織「お待たせいたしました、黒猫氏、信長氏。きりりん氏と、こちらその居候のキャプテン・アメリカでござる」

桐乃「・・・よろしくね」

キャプテン・アメリカ「アメリカ陸軍予備役兼フリーイラストレーターのスティーブ・グラント・ロジャースだ。よろしく、黒猫ちゃん」

黒猫「ハンドルネーム、黒猫よ」

信長「沙織ちゃんの個人的な友人の朝倉信長……です」

何故だろう? 桐乃ちゃんを見たときの信長君の表情が、若干驚いているように見える。
しかし、信長君はその表情のまま僕の方を見てしまった。

信長「・・・…まさかその格好のスティーブさんを生で見れる日が来るとは」

キャプテン・アメリカ「僕もトニー君抜きで君と会うとは思ってもみなかったよ」

桐乃「…スティーブさん?」

沙織「信長殿、つかぬ事をお聞きしますが、ひょっとしなくてもキャプテン・アメリカ殿と面識が?」

信長「あ、うん…。高校で一番仲のいい友達が外国の会社を経営しててさ。何回かスティーブさんに工業デザイン依頼をしてるんだよね」

信長「その時よく出くわしてた縁の知り合いだよ」

沙織「なるほど」

桐乃「ひょっとして、この間言ってた取引先の一人の物凄いオタクの友人って・・・」

キャプテン・アメリカ「信長君のことだ」

微妙にぎこちない雰囲気になったが、こうして二次会は始まった。
僕以外は全員ドリンクだけ。
僕はコカ・コーラのLサイズに、大量の各種サンドイッチ(※)とサイドメニュー。
これだけでテーブル一つを埋めてしまったので、僕の席はみんなの席から少し離れてしまった。

※:日本マクドナルドの公式サイトでは、メインメニューである各種バーガーを「サンドイッチ」と表記している。

黒猫「で、管理人さんはこのメンツを集めてどういう思惑があるのかしら」

沙織「いやあ、言った通りでござるよ。それに、拙者のことは呼び捨てタメ口おkでござるよ」

沙織「では皆さん、無礼講で行きましょうぞ」

黒猫「・・・…その図体で沙織だなんて、よくもまあ、名乗れたものね。図々しい」

Why? この子、今何て言った!?

黒猫「出落ちにしたって悪質よ。今度からベインかソロモン・グランディって名乗りなさい。それにその喋り方と恰好・・・」

桐乃「何年前のキモオタだよって感じ」

キャプテン・アメリカ「君たち! 無礼講っていうのは罵詈雑言フリーって意味じゃないんだぞ! 謝りなさい!」

沙織「まあまあ、拙者はこの程度の罵倒なら大歓迎でござる。キャプテン・アメリカ殿も遠慮なく罵ってくだされ」

キャプテン・アメリカ「しないよ!」

信長「スティーブさん、落ち着いて(まさかトニー以外の人をなだめる日が来るとはねー…)」

黒猫「あなたもどうしてここじゃ浮いてしまう格好をしているの?」

黒猫「第二次大戦中の米軍のマスコットのコスプレになってないコスプレをしている、アメコミオタかミリオタか判別しづらいそこの人よりかなりマシとはいえ」

沙織「まあまあ、この世は『蓼食う虫も好き好き』でござるから…」

桐乃「水銀灯の出来損ないに言われたくないわよ! それにコスプレになってないコスプレですって? その両目って節穴?」

桐乃「本物とコスプレイヤーの見分けもつかないわけ!? 少しはここに来るアメリカ人観光客を見習ったらどうなの!」

桐乃「それに沙織も何言ってんのよ!? 自分で本物かどうか確認したくせにまだ半信半疑ってどういうことよ!」

黒猫「どこに目を付けているの? マスケラに出てくる『夜魔の女王』よ!」



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