過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/03/20(火) 06:39:03.49 ID:H3RHPCIM0
その日の夜、高坂家。
今日の晩御飯はハンバーグ+付け合せの温野菜(ブロッコリーと人参)とサラダ、シジミ汁。
あれから、何故かその場に駆け付けたMPたちに促されるまま、僕たちはその場を離れ、秋葉原駅前で解散した。
言うまでもないが、帰宅後、僕はすぐに着替えている。
……疲れた。
ヒドラが生き残っていたとなると、それが気がかりで今夜は夜食がピザ1ホール分しか入りそうにない。

佳乃「どうでした? 打ち合わせの方は」

スティーブ「順調でしたよ。僕以外の出演者の手配と演目は今日のうちに決まりました」

佳乃「そういえば桐乃も、スティーブさんに付いて行ったのよね? 見学したい、とか言って。どうだった?」

桐乃「うん。スティーブさんの格好と、MPの人が一緒にいたこと以外は至って普通の打ち合わせだったけど」

佳乃「そう? あんた目立つから、男の子に声かけられたりしたでしょう? そのMPの人たちにも」

桐乃「そんなことなかった。スティーブさんが物凄く目立ってて、それが上手い具合に隠れ蓑になってたから」

あの恰好をしていた以上、反論できない。
桐乃ちゃんの説明を聞いた大介さんと佳乃さんもかなり複雑な顔をしている。

大介「今回はスティーブさんが目立ってくれたおかげでどうともならなかったが、常にそうなるとは限らないから程々にしておけよ」

大介「仕事で着るのは仕方ないが、普段から浮ついた格好をしていると、そのつもりがなくても良くない輩が寄ってくるぞ」

大介さんがそう言うのももっともだ。
桐乃ちゃんを心配して言っているのだから。



それから数時間後。
僕は『妹と恋しよっ♪』の全ルートを制覇、言い方を変えればコンプリート出来た。
なのでそれを報告するために桐乃ちゃんの部屋にお邪魔していた。

桐乃「他にも…やってみたい?」

スティーブ「今日は色々とあり過ぎたから、別の機会に。ところで、沙織ちゃんと黒猫ちゃんとは、どうだった?」

桐乃「一応、両方からメールを受け取ったから、返信しといた。またオフ会で会いましょう、って」

スティーブ「そうか…。趣味で盛り上がれる友達ができて、良かったね」

桐乃「……!」

スティーブ「それじゃ、先に寝るから…。おやすみ」



自室。
僕はベッドに横たわっていた。

スティーブ「ヒドラが生き残っていた以上、一戦交えるだけで済みそうにないな…」

スティーブ「でも桐乃ちゃんの趣味も気がかりだし……。疲れた」






次回、「キャプテン・アメリカ ジ・アキハバラ・アベンジャー」第三幕、「桐乃ちゃんの趣味への口出しは僕が許さない!」。




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