過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/05/23(水) 08:23:21.00 ID:98f5Nb0I0
近くの公園。
僕と桐乃ちゃんはベンチに並んで座っている。
スターバックスでもよかったけど、僕の格好が恰好なので公園の方がいいと判断した。

キャプテン・アメリカ「桐乃ちゃん、大介さんに何を言われたの? あの時、結構話し込んでいたとは思うけど…」

桐乃「……!!」

僕の問いを聞いた瞬間、桐乃ちゃんは顔を真っ赤に染めた。
表情を見れば、今の桐野ちゃんの気持ちは簡単に分かる。
悔しさと、哀しさ。
何があったのかは家の防音設備のせいで分からなかったけど、桐乃ちゃんの顔を見れば、余程のことがあったことは察知できる。

桐乃「…………くだらんって、くだらんって言われたの!! アニメもゲームもオフ会も…」

桐乃「全部全部全部!! 全然違うのに! そんなんじゃないのに……あたし、なに…も…」

キャプテン・アメリカ「なにも、言い返せなかった?」

桐乃「……!」

その後、桐乃ちゃんは泣きじゃくってた。
誰にだって、大切なものは、ある。
桐乃ちゃんにとっては、それはアニメとエロゲーであって、僕にとっても桐乃ちゃんと本当の意味で仲直りし始めたきっかけだ。
大事なものをくだらんと否定されれば、僕も怒る。
否定して、話を全く聞かないのは、許せない。
桐乃ちゃんがここまで泣いたのは、多分、京介君がいなくなった時以来だ。
だから僕は…、僕は……、僕は初めて、大介さんに怒りを感じている!
僕は大介さんを叩きのめしたい衝動に駆られている!

桐乃「ねえ」

キャプテン・アメリカ「?」

桐乃「あたしさ、おかしいかな? 好きでいちゃ…悪いのかな?」

キャプテン・アメリカ「そう言う親もいると思う。大介さんはそれの最悪のケースだ」

キャプテン・アメリカ「だけど、桐乃ちゃんはやめたくないんだろ?」

桐乃「うん。グッズを全部捨てられても! ケータイもパソコンも禁止されてネットに繋げなくなっても! オタクはやめない! 絶対にやめない!!」

キャプテン・アメリカ「それなら、僕は桐乃ちゃんの趣味を否定する人を許さない」

キャプテン・アメリカ「大介さんが無理やり止めさせようとするなら、僕が大介さんをブッ飛ばす!!」

桐乃ちゃんは思いっきり面食らった顔をしている。
いきなり今みたいなことを言えばそうなって当然とはいえ・・・。
とにかく、僕としては大介さんに物申さないと気が済まない!
その前に、佳乃さんに電話しておこう。
既に帰ってきているはずだ。
佳乃さんには引っ張り出してもらう物が結構あるからね。






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