過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/08/20(月) 03:00:45.05 ID:TLz5unIB0
現在、青葉の森公園。
追悼式典が終わり、帰ろうとした僕たちは、式典に参加していた田村屋の皆さんと出くわした。
麻奈実ちゃんが僕に文句を言おうとしたが、桐乃ちゃんが割って入って遮られた。

桐乃「……こっちくんな!」

麻奈実「……チッ!」

……麻奈美ちゃんが舌打ちしたように聞こえたのは気のせいだろうか?
加えて、よく見たら、少し離れたところでハルクが暴れている(※)……。

※:ハルクはスティーブが追悼式典に参加したことに抗議しに来た団体をブッ飛ばしている。
  ちなみに、件の事件で亡くなった子供たちの中にはハルクの親戚もいた。
  更に付け加えると、このSSに出てくるハルクはブルース・バナー博士とは別人なので悪しからず。





その日の夜、、千葉県の某テナント。
惨殺体が大量に転がる地獄絵図を、警察の鑑識に混じってS.H.I.E.L.D.のエージェント達が調べていた。

クリント「……一つ聞いていいか?」

鑑識「なんです?」

クリント「どうして俺たちS.H.I.E.L.D.が介入しているんだ? 訳が分からないぞ。長官に問い合わせても『現場を見ればわかる』としか説明……」

クリント・バートンはそう言いながら壁の方に視線を映して、瞬時に納得した。
壁には被害者たちの血で「ヒドラの最近の動向に関する資料をこの部屋に置いてある。それをキャプテン・アメリカとニック・フューリーに渡してくれ」と書かれていたから。

クリント「……しない訳だ」

鑑識「そういうことです」

クリント「主任。キャプテンに連絡は?」

フィル「長官の指示で連絡は明日にするようにと言われた。青葉の森公園でのあの事件の追悼式典だったからな」

クリント「……」

フィル・コールソンはそう言いながら、クリントと監視と一緒にデカい血文字を凝視している。

鑑識「それにしても、何でしょうね? メッセージに添えられたあの署名は?」

クリント「昔、長官が追っていた『ソ連の暗殺者部隊』にCIAがつけたコードネームと同じだな……。この部屋の状況を夏投げれば、犯人はこいつら、ということになる」

クリントと鑑識は、血文字のメッセージに添えられた署名をまじまじと見ていた。
『ジ・ウィンター・ソルジャーズ』を……。






次回、「キャプテン・アメリカ ジ・アキハバラ・アベンジャー」第六幕、「コミケでは『世に事は無し』では済まないことが多い!」。



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