過去ログ - 「木原くン、俺を匿ってくれ」「えっ」
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58:みかんの塩焼き ◆RAvOJuqiYU
2012/03/09(金) 02:31:42.73 ID:iY/5tfbAO


「…でェ、なんであんな所に愉快な所に引っかかってやがったンですかァ?」

引っかかっていたシータを引きずりあげた後、パズーは質問した。

「おなか…」

「…あァ?」

深刻そうな表情を浮かべるシータの言葉に、先程より真剣に耳を傾ける。

「おなかすいて口が回らないんだよ…」

間抜けな答えに再び溜め息を吐き、立ち上がる。

「どこにいくの…?」

「…腹、減ってンだろ」

やや機嫌悪そうに返答しながら、入浴する際置いといた財布を手に取る。

「…もしかしてご馳走してくれるっていう事かな?」

「さァな、ただし食った後は洗いざらい喋ってもらうぞ」

はしゃぎ始めるシータを尻目にベランダの窓を、チラッと何かを確認する様に見る。

「(厄介な事になりそォだな、少なくとも狙われてンのは俺じゃねェ…が)」

「(二人、ねェ)」

「(オーケェオーケェ…、まずは準備運動だ。)」

「(人のプライベート監視中に悪ィが、運が悪かったな。)」

一人で自己完結させて、ちょうど良い所にあった帽子と眼鏡、携帯型ジャミング装置を手に取って、携帯をポケットに入れ、シスターを置いていかない程度のスピードで歩き始めた。





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