過去ログ - 切嗣「僕は安価で聖杯戦争を開始するよ!」 舞弥「はい」
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640: ◆hLjOuel3KI[saga]
2012/03/14(水) 17:45:50.09 ID:2aupTrdjo
目が覚めるとそこは俺の家の布団の中だった
虚ろな視界で周りを見渡す。それと同時に身体に鋭い痛みが走った
どうやら炎に焼かれた肌が予想していたより酷いみたいだ

凛はどうなったか…キラーは生きているのか……果たしてなぜ俺はここにいるのか……
様々な疑問をぼぅっと考えていると、部屋の引き戸が小気味良い音を立てて開かれる

そこに立っていたのは髪を二つ括りにし、赤い服に身を包ませた凛であった


凛「目が覚めたみたいね」


彼女はそう言うと、水が張っている洗面器から濡れたタオルを絞り、俺の額の上へと置いてくる


めぐ「………俺は…なぜここに」

凛「……キラーが運んでくれたのよ」

めぐ「そうか……。それじゃああまり心配をかけるわけにもいかんな」


そう言いながら、額におかれたタオルを手で掴み立ち上がる


凛「なっ!安静にしてなさい!そうじゃなくたって今あなたは全身に火傷を負ってるのよ!」

めぐ「…幸い…と言うべきなのか、俺はこの程度の火傷は受け慣れている……。それよりお前は平気なのか」


その問いに凛は言葉をつまらせる


凛「私は……セイバーが護ってくれたお陰で…なんとかね」

めぐ「……そうか」


セイバーの姿が見えない
霊体化しているのか…とも考えたが、彼女の表情を見て察する

あまりこの話題に執着するのも酷だと思い、俺は先ほどから姿を見せないキラーについて訪ねてみた


凛「彼は……行ったわ」

めぐ「どこに」

凛「……娘を…イリヤを助けに」


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