過去ログ - 切嗣「僕は安価で聖杯戦争を開始するよ！」 舞弥「はい」
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666: ◆hLjOuel3KI[saga]
2012/03/14(水) 23:22:01.89 ID:I+jB6Ui2o
細く暗い道を通り抜けると、そこには大きな空洞が出来上がっていた


凛「めぐさん、あれ！」


彼女の声に反応して目を見やると、キラーと言峰綺礼の戦いが今まさにつかんとしているところであった

地に倒れ込みキラーを見る言峰綺礼とそれに銃を向け見下ろす衛宮切嗣
真ん中にはどす黒い“なにか”があり、それに囲まれるようにイリヤが、そしてそれより遠くには見知らぬ少女が倒れていた


凛「桜！」


彼女がそう呼び、少女の元へと駆け寄る
なるほど、あの倒れている少女は彼女の妹だったかなどと考え、ここからでも息があるのを見て取ると、家を出るときに無駄に臭い台詞を吐いた事を後悔しつつ、帰ったら凛にからかわれるななどと考えていた


-----その時

空洞に声が反響した



切嗣「彼女に近付くな！！」



静かな空洞に、血の滴る音が木霊した

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