過去ログ - 切嗣「僕は安価で聖杯戦争を開始するよ!」 舞弥「はい」
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731: ◆hLjOuel3KI[saga]
2012/03/15(木) 15:42:25.91 ID:yvbLuWyho
彼女は俺がこちらに来ると察したのか闇雲に蟲を動かす
だがしかし、光と音により地に墜ち、地面に這いずるだけの蟲は驚異ではない

彼女は僅かに残る視界を此方にやり、すでに数センチの距離まで俺が近づいていた事に気付き目を見張る
地に寝転がっている蟲を踏み潰し、蹴り飛ばしながら俺は彼女を地面へと押し倒した


映画などならここで首を絞め意識を失わせたりするのだろうが、実際にそれをやると酸欠による障害が残ったりして危険な状態に陥ることがあると聞いたことがある
とにもかくにもああ言う情報を鵜呑みにしてはならないのだ

俺は彼女の意識を失わせることを諦めると、空のマガジンを彼女の口に押し込む

先程から蟲を動かす時に動いていた彼女の口……多分彼女が蟲を使役するには何か声を発しなければならないのだろう
それが何かは分からないが、ひとまず口を塞ぎ、手と足を携帯していた紐で固定させた


一段落……ついたのだろう。蟲はすでに気持ち悪いくらいにピクリともしなくなっていた

ズッ…ズッ……と何かが這う音に目をやれば、凛が自身の身体を引きずりながら此方へと来ていた


めぐ「おい、動いても平気なのか」


俺の心配の言葉に彼女は笑って答える


凛「ご心配どうも。一応応急処置はしたから平気よ。それより……」


そう言って心配そうな眼差しで凛が見るのは床に倒れている実の妹


めぐ「……安心しろ。殺しちゃいない。ただ俺は蟲に侵される趣味は持ってないんでな。少し大人しくしてもらってるだけだ」


凛「そう……よかった…」




【直後コンマ状況判定 9に近い程切嗣有利 補正+3】


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