過去ログ - 切嗣「僕は安価で聖杯戦争を開始するよ！」 舞弥「はい」
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739: ◆hLjOuel3KI[saga]
2012/03/15(木) 16:29:49.00 ID:yvbLuWyho
後日談と言うか今回のオチ

あの後大聖杯は形を失い消滅した。切嗣の放った最後の弾丸の力は分からず仕舞いだったが、多分これで終わったのだろう
……奴の事だからまたヘマをしている可能性もあるが


凛と桜の方も仲直りをしたらしい。俺がイリヤを背負って駆けつけた頃には桜が凛の胸に抱かれ、泣きながら謝っていた
姉妹喧嘩にしては度を超した喧嘩だったな、等と嘯きながら帰路につく

イリヤが目覚めた頃、切嗣が消滅したと知った彼女は年相応に泣き散らしていた
｢一緒にいるって言ってたのに！｣とか｢また切嗣が嘘ついた！｣などと言っている彼女に切嗣のあの伝言を伝えるべきか散々悩み、伝えないことにした

多分彼女自身分かっているのだろう。彼が何を言ってくるか、というものが



昔の拠点……と言うのはおかしいかもしれないが、自分の家に帰りつき、この家も広くなったものだ。などと考えながらコーヒーを味わっていると、窓から冷たい風が流れ込んでくる

真冬の最後の、風の一吹き。----- そんなフレーズと共に、この物語の幕を降ろさせて貰うとしよう




【安価聖杯戦争第三幕 閉幕】

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