過去ログ - 切嗣「僕は安価で聖杯戦争を開始するよ!」 舞弥「はい」
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98: ◆hLjOuel3KI[saga]
2012/03/06(火) 21:26:00.18 ID:7PX7hRdBo
凛は冷蔵庫を漁っている。先の戦いで腹が減ったのだろうが、勝手に人の冷蔵庫は漁るものではないと言いたい
そんな凛に向けて大家は問いかける


めぐ「この同盟。戦争の終盤まで結ぶ気はないか」

凛「それに対しての答えはNOよ」


即答である


凛「前も言ったわよね。私は魔術師、あなたは軍人。共に決して相容れぬ……いや、相容れてはいけないものなのよ。故に私は貴方とは必要最低限の同盟はこの戦争の都合上仕方ないとは思ってるけれど、それ以上は私の魔術師としてのプライドが許さないわ」

めぐ「この戦いで死ぬ可能性を一割でも下げられるとしても…か」

凛「この闘いで死ぬ可能性を一割でも下げられるとしても…よ」


そこまで言うと凛は冷蔵庫に置いてあったアイスクリームを二つ取りだし、一方をこちらへと投げつけてくる


凛「はい、この話はここでお終い。意外ね、貴方がアイスをたべるなんて」

めぐ「……勝手だ」


アイスを口へと運びながら彼女を見やる
言葉の節々に引っ掛かっていたモノがこの会話の中でほどけた

大家はアイスの空箱をゴミ箱へ投げていれると、歯を磨き毛布に身を包む
この時季にアイスなど食うものではないな…と思いながら、このままでは……




このままでは恐らく彼女は死ぬだろう…………と、そう思いながら眠りの淵へと堕ちていった



【4日目終了】


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