過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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nubewo
◆sQkYhVdKvM
[sage saga]
2012/05/05(土) 12:57:51.14 ID:3zAMMc1ko
それで意図が分かってしまった。ぎゅっと、太ももを閉じるようにしてこすり合わせる。
いまから、あれをされてしまうのだ。もう二回くらいやったから、吹寄はこのあとの展開には予想がついていた。
後ろから抱きしめられ、髪を優しくどけられたために、今、吹寄の乳房は両方とも、薄明かりのもとにさらされている。
「当麻……」
「何されるか、わかったみたいだな」
「だ、だって。この姿勢って」
「別に後ろから抱きしめてるだけだろ?」
「だけど」
「まあ、当たりなんだけどさ。ほら、唾、貯めるぞ」
くいと首を上条の方に向けさせられ、吹寄は強引にくちづけられた。
そして舌と舌が絡んだかと思うと、上条の唾液が口に注がれる。
吹寄はそれを飲み込まなかった。自分の口の中でも湧き出した唾液と一緒に、口の中に貯めていく。
二三度それを繰り返すと、あっという間に口の中が二人の唾液で一杯になった。
「じゃ、指に塗ってくれよ」
「……」
「言いたいことがあるんなら、言ってくれ」
「んーっ!」
出来る訳がないのを承知でそういう当麻に恨みがましい目線を返す。
だけど、逆らったりはしなかった。
手のひらを開いてかざされた上条の右手の指の一本一本に、吹寄は口の中の唾液を舌で塗りたくっていった。
なんだかんだ言って、吹寄はこの行為が嫌いではなかった。
舐めながら、しょっぱい感じがするのすら愛おしい。
ほとんどは何かをしてもらう立場の吹き寄せができる、数少ないお返しのひとつだから。
「ん、ふ――」
「こんなもんか? じゃあ左手もな」
こくんと頷いて、上条のいいつけに従う。
右手が乾かないうちにと、少し急いだ。
「よし。なあ制理、期待してるか?」
「知らない」
「でもこれ、滅茶苦茶好きだろ?」
「馬鹿!」
上条の言ったことは、本当だ。
たまらないくらい気持ちよくて、そのせいでこれをされると一番声が出てしまうのだ。
だからもう、既に期待でおかしくなりそうだ。乳首が、触られてもいないのに少し固くなり始めている。
「してください、は?」
「言わない」
「言ってくれよ」
「言えないよ……恥ずかしくて、死にそう」
「じゃあ今回はいいか。な、制理」
「ん?」
「愛してる」
「あたしも、愛してる」
「だからさ」
「当麻?」
そこで言葉を区切った意味を図りかねて、吹寄は上条を呼んだ。
だがそれは吹寄に隙を作るためのフェイントでしかなかった。
上条の声に耳を澄ませた吹寄の乳房に、上条は不意打ちを食らわせた。
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