過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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205:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga sage]
2012/07/20(金) 02:11:50.37 ID:TsAdGg1Eo

「あぁ……」

ひんやりと、濡れた肌が空気に触れた感触で、吹寄は上条にまじまじと自分の女陰を覗き込まれたことを理解した。
変じゃないだろうか。気持ち悪く思われていないだろうか。あるいは、汚いなんて思われてはいないだろうか。

「すげぇ」
「――ッ!!」

心からの、上条のその本音にきゅっと吹寄の心が縮み上がった。
恥ずかしい。たまらなく、見られているのが恥ずかしい。否定的なニュアンスは感じ取れなかったけれど、まだ不安は消えたりしない。

「これが、制理の」
「言わないで! ばかぁ」

湯気が出そうなくらい、そこは熱そうだった。
濃密な吹寄の匂いがあふれ出していた。ボディソープやシャンプーの匂いと混ざった匂いじゃなくて、吹寄そのものの匂い。
ややもすればそれは芳しい香りとは言いにくいかもしれない。当然だ。体の中から染み出た体液の匂いなのだから。
ただ不快なことはなくて、吹寄制理は女なのだと上条の脳に直接訴えかけるような、そんな匂いだった。

触っていいかと聞こうとして、止めた。聞かないでほしいというのが吹寄の望みだった。
それに、自分は今、手が空いていない。脱がせてから触ったっていいが、億劫だった。
だから上条はほとんど迷わず、空いている自分の口で、吹寄の其処に口付けをした。

ニチュ、と音がする。本能がそうさせたのか、形を見て悟ったのか、上条は閉じあわされた貝殻の下、
つまりはより体の後ろに近いほうから、特別に感じやすいとされる特別な突起があるほうまで、掬い上げるように舐め上げた。

「ひあ、ぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!!」

二人揃って、その声にドキリとなった。
上条は勿論、その声の甘さと大きさと、隠し切れない甘美な歓喜に気付いて。
そして吹寄は、まるで他人みたいに悲鳴を上げた自分の体に驚いて。

「あ、あっ……うそ」
「やべ、可愛い」
「今、何したの……っ!!! ふあぁぁん! なに、なに?! っっ! んんん!」

上条がいきなり舐めたのだとは、どうも分かっていないらしかった。
なのに体は素直に反応して、快感を貪っている。
そんな吹寄の戸惑いがいとおしくて、上条はさらに唾液を絡めて奥まで舌を沈めてみた。

「はぁん、あ、あ。とう、まぁ」

体から力が抜けていくのを、吹寄は感じていた。
いや、正確には違うかもしれない。だって、自分の体は快感に反応して、ピクンと動くから。
だというのに、それを理性でコントロールすることが、どんどん不可能になっていく。
太ももに力を入れて内股を閉じれば、こんなわけの分からない快感に翻弄されたりなんてしないだろうに。
そんな簡単なことも出来なくなりながら、ようやく吹寄は、上条が自分の下半身、排泄器官にも程近い其処に口付けて舐めているらしいと気付き始めていた。

「汚いよ……」
「何が? 制理の体に汚いところなんてねえよ」
「ぁんっ! 馬鹿」

言葉を証明するように、広く女陰を舐め上げる。
コポリと愛液がさらに溢れる。それを舌の上に乗せるように舐め取りながら、さらに上条は吹寄の大切なところにキスを重ねた。



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