過去ログ - とある未来の通行止め その3
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11:ブラジャーの人[saga]
2012/03/08(木) 00:47:18.72 ID:36IvKIcU0

(ひっどーい。ミサカに内緒にしてたなんて、ってミサカはミサカは仲間はずれにされていたことを知って憤慨してみたり)
(別に隠していたわけではありません、とミサカ一〇〇三二号は弁解します)
(『病院の地下に研究所出来たのか』と訊かれなかったので言わなかっただけです、とミサカ一三五七七号は正当性を主張します)
(なんという屁理屈、ってミサカはミサカは呆れてみる)

自分の横で黙りこむ打ち止めに、おそらくネットワークで下位個体と会話しているのだろうと、一方通行は見当をつけていた。

この研究所を設立しようという計画は、彼が大学四年の前期あたりから立てていた。冥土帰しや芳川桔梗の研究や調整のおかげで、妹達の体は随分安定してきている。
その成果をもっと如実にさせるため、莫大な資金をかけてここを作ったのだ。
また、研究自体にも金はいくらあっても不足はない。というか金がなければ出来ないことの方が多い。

冥土帰しほどに至ってはその限りではないだろうが、それでもあるに越したことはない。下位個体本人達にも協力させ、芳川や一般人も関わるならば、なおさらだろう。数は力だ。人でも、金でも。

いくら一方通行でも、さすがに地下に最新設備を整えた研究所を建設するのは財布と相談が必要だった。なので、彼は資金集めに集中しようと、コネと能力を活用して、日々お金儲けに精を出すことにしたのであった。



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