過去ログ - とある未来の通行止め その3
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179:ブラジャーの人[saga]
2012/04/01(日) 23:47:59.61 ID:QqAzeI6M0

「自分をバケモノだなんて蔑んではいけません。君の手は、これまでにどれほどの救いを叶えてきた?」
「……取り返せないものがある。知ったよォなこと」
「でなければ、あんな美しい羽が現われるなんてことないもの」

「――……勝手に言ってろ」

ミカエルは絶対能力者進化計画を知らない。それでもこの天使は、天使らしい測り方で、一方通行の今を『美しい』と審判した。

「一方通行さんとは僅かな付き合いですけど、僕もぜひ仲良くなりたいと思ってますよ」

商談をする時のように、パタリロが両手を揉み合わせる。きっと一方通行の超能力や、
たった今見た天使化に、大好物の「お金儲け」の匂いを嗅ぎ取ったのだろう。

「おや、パタリロくんの悪いクセが始まった。くれぐれも気をつけてね、お兄ちゃん」
「その呼び方やめろ」
「さっそく明日からダイヤ鉱山に行きましょう! まずはそこでどんな超能力を見せてくれるのか、期待させてもらおうかな!」



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