過去ログ - とある未来の通行止め その3
1- 20
263:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:54:13.69 ID:HQn0c3FJ0

「な、なんか勘違いしてない?」
「オマエがでかくなって打ち止めを裸にしたことを言ってンのか?」
「違うよ違う! あれはお風呂だったから」
「風呂だとォォォ!?」

一方通行の背中から黒い嵐が噴出した。食堂の机や椅子、食器が収まった棚が吹き飛ぶ。

「わぁぁぁ!? ナニコレ堕天!?」
「釘が刺し足りなかったよォだなクソ天使がァァァァァあああああ!!」
「待って話を聞いてよお兄ちゃーん!」

「死ね!!」

問答無用で黒い翼が襲ってくる。身の危険を感じたフィガロは、こちらも翼を出してミカエルに変身して防ぐ。
誤解を解かなければならないが、今の一方通行はとても冷静にはなれないだろうし、この姿を人間に見られるのはまずい。

まず逃げよう。

大天使はガラスをぶち破って空へと飛び立つ。黒い天使もそれに続いた。
丁度二人が床を蹴るところを、大きな物音を聞いて慌てて駆け込んできたパタリロと打ち止めは目撃する。

「あ!? あなた!?」
「あ!? フィガロ!?」

「「…………」」

「「あれが!?」」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
620Res/420.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice