過去ログ - とある未来の通行止め その3
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270:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 22:08:34.11 ID:SpLNYcrL0

「てゆーかあれはお風呂の天使さん、ってミサカはミサカはフィガロちゃんとは知らずに恥ずかしい思いをしちゃった」

ミカエルが一方通行とパタリロの前で姿を現したことにより、打ち止めに強制された『誓約』はその効力を失った。ごく自然に効力を発揮し、そして消えていったので、打ち止めにはなんの自覚もないが。

「一方通行さんは黒い羽も出せるのか。なんと魔界的な……。君の旦那さんは一体何なんだい?」
「あの人はミサカの愛しいダーリンです、ってミサカはミサカは自信満々でこれが真実と言い張ってみたり」

打ち止めとパタリロは、はるか遠くに消え去る飛行物体を見上げながら曖昧な情報交換を続ける。
最初から一方通行とフィガロを探していた二人に一足遅れ、破壊音を聞きつけたタマネギ達が走る気配が近づいてきた。

パタリロは打ち止めの手を引いて、ミカエルがぶち破ったガラス窓と壁から脱出する。
部下に事態を言い訳をするのが面倒臭い。

「どこに行くの?ってミサカはミサカは急ぎ足の王様に訊いてみる。あの人はあっちのお空だよ」
「追いつけるもんかあんなの。放っておこう。それより僕は僕でやることがある」



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