過去ログ - とある未来の通行止め その3
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325:ブラジャーの人[saga]
2012/05/02(水) 23:21:29.36 ID:fb4W8g0t0

一週間ぶりに自宅に帰る。

ロックを解除しドアを開けると、一方通行の肩口から打ち止めが顔を出し、

「たっだいまー!ってミサカはミサカは懐かしの我が家の香りにテンションを上げてみたり」
「はうわうわうわうっ」
「おい待て待て」

奥の部屋から猛ダッシュしてきた愛犬のタックルを、(能力を使って)一方通行が受け止める。身重の打ち止めが万が一転倒でもしたら事だ。
捕まえられた腕の中、まずブランカは主人の体に頭や鼻を擦りつけて喜びを表す。
そして膝をついた女主人にも体を寄せ、匂いを嗅ぎまくった。勢いよく振られたシッポでお尻が揺れている。

「ごめんねブラちゃん寂しかったねぇ〜、ってミサカはミサカは熱い歓迎に感動してみる。……うぅん、かわいー」
「おかえり最終信号」
「ただいまー。お留守番ありがとね、番外個体」
「おみやげ」
「いっぱいあるよ!ってミサカはミサカはまずはお菓子を取り出してみたり」
「ちょーど小腹が空いてたんだ」


一方通行と打ち止めがマリネラに滞在している一週間、番外個体が二人の自宅で留守を預かっていた。ブランカの世話があるからだ。
いつ帰国できるか分からなかったので、愛犬も懐いている気心の知れた彼女にお願いしたのである。



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