過去ログ - とある未来の通行止め その3
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435:ブラジャーの人[saga]
2012/05/20(日) 02:14:11.15 ID:MBK2qOFb0

和やかな雰囲気のリビング。柄でもないと自嘲する一方通行は少々居心地悪く、その表情は芳しくない。いきなり浜面も同じような顔になった。

「しまった。大事なことを忘れていたぜ」
「なにを?ってミサカはミサカはハマヅラに訊いてみたり」


「俺達も今すぐ子供デキた方がよくね!?」

ガシィッ、と上条の肩を掴み同意を求める。求められた人は茶を吹いて、他人様の家のペットに被害をもたらした。
ブランカはぶるぶると体を振り、結局この場の全員が濡れる。

「んはっ、ぶはっ、浜面、急にアホなこと……!」
「だってココんちの子が成長した頃に理后かインデックスが妊娠すると、結局同じことの繰り返しになるぞ」
「ははぁ、なるほど、ってミサカはミサカはもっともだと頷いてみる」

各家庭の子供の年齢が近い方が、イベントやレジャーなど、何事もこなし易い。

「こりゃあ責任重大だぜ! 俺達の力が試されてる」
「だから俺はまだ結婚もしてないの何度言わせんの!」

上条は若干赤くなった。そんな彼を放って、浜面はソファの上で姿勢を正し、一方通行の方へ体を向けた。
気持ちの良い音を響かせ手を合わせ、第一位を拝む。

「……ナニしてンだ」
「アクセラ大明神様。なにとぞ俺と理后が子宝に恵まれますよーに」
「…………」
「ついでに上条とインデックスもお願いします!」

その後、浜面に訪れた事態については、いつも以上にいつもどおりだった。




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