463:ブラジャーの人[saga]
2012/05/27(日) 01:12:50.77 ID:mDn43aq40
手を乳房に宛がって、膨らみ全体を回すようにこねる。
両手で片方を左右から挟み、頂きの突起が高くなるように力を加える。もちろんクリームで滑るので、手はすぐに離れてしまった。
それを何度も繰り返す。反対側の乳房も平等(?)に。
胸の周囲や、一方通行の手首や腕にクリームが付着してしまい、ぬめりが足りなくなると、容器に指を入れてクリームを追加する。
人差し指に白い粘土質の塊を取り、ちょん、ちょん、と胸に乗せていった。なんとなくデコレーション。
冷たいクリームが胸につけられる度、打ち止めはいちいちピクリと反応を示す。胸も一瞬遅れで『たゆん』と揺れた。
「ミサカはケーキじゃないよぅ、ってミサカはミサカは例えるなら何ケーキ? やっぱりショート?」
「食わねェよ。大体このクリームは口に入れるモンじゃねェし」
五本の指先だけで、乳房を真上から掴む……そして滑って指が離れる。最近出始めた母乳が溢れ、山を垂れ落ち、それは口を寄せて食べた。というか舐めた。
「食べてるじゃないですか、ってミサカはミサカは……、実は気持ちよくて眠くなってきたり」
「え」
「すやすや、おやすみー…」
「おい、おい本当に寝ンなよ。俺がまだ……っ」
「すぴー」
「…………ね、寝やがった。この流れで普通寝るかァ?」
一方通行は今度こそ置き去りにされた。こんなに近くにいるのに。
切ない心と体を理性で押さえ込み、妻の体が冷えないように布団を腹まで掛ける。
胸はタオルでクリームを拭き取ってからじゃないと、とても寝間着や布団が触れていい有様ではなかった。
その作業の、なんと虚しいことか……
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