過去ログ - 勇者「ほのぼの隠居生活」
1- 20
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/04/09(月) 23:02:36.91 ID:HEDcT3xr0
10時半になりました。
魔王(姉)「我輩は妹よりもみんなから愛されていない・・・むしろ怖がられている・・・
      だから我輩は魔王という座を降りて平和に暮らそうと思う。」

魔王(妹)「そんな・・・・お姉ちゃんががんばればきっと平和になるって。悪い人間さん達を
      たくさん懲らしめていけるって。」

魔王(姉)「お前は町を潰したりしないのか?」

魔王(妹)「そんな怖いことしたらだめだよぉ・・・。」グスグス

魔王(姉)「わわわわるかったよ。だから泣き止め。ほら。」

魔王(妹)「ごめんね迷惑かけて。・・・・町は潰さないけど何とかいい人間さん達を信頼
      させてね、悪い人間さんをやっつけるんだ。いい人間さんと一緒にバコーンって。」

魔王(姉)「そうか・・・・」(本当は守ってやりたいが・・・)

魔王(姉)「我輩は今夜みんなに挨拶して出て行く。」

魔王(妹)「でちゃうの・・もっと一緒にいたいよぅ・・・。」

魔王(姉)「お前はみんなから愛され可愛がられ、信頼されている。安心しろ、危ないときは
      側近がまもってっくれる。」

魔王(妹)「でも、いつか勇者が来るんでしょ。私、まだ死にたくないよぉ・・・・・
      もっと生きていたいよぉ・・・・・・。」グス・・・

魔王(姉)「おい、妹よ。魔王の秘密を知っているか。」

魔王(妹)「知らない。」ヒック・・・ヒック・・・

魔王(姉)「それでは教えよう。魔王族はたまに病気持ちの子供が生まれてくることがある。
      しかし、この子以外に魔王族の代わりはいない。そういうときのために、我々魔王族は
      初めて覚える呪文として「第二の生命」欲に言う「身代わり」だ。
      これを覚えるんだ。お前もいやいや言いながらしっかり覚えただろ。」

魔王(妹)「お、覚えているよ。おねぇちゃん。」

寝ます。おやすみなさい。
明日から授業です。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
43Res/26.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice