過去ログ - 【ほのぼの】ごまどかをもふもふするスレ【まどマギ同人】
1- 20
273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/11(月) 04:52:32.73 ID:OuB+TTovo
へぇ・・・アザラシって顔洗うんだ。その、楕円形の体を抱き抱えながらごまどかの生態系に興味を持つ。
そんな俺を尻目に、洗面台の水溜まりに向かって前肢を下ろし、顔を洗い始める。
綺麗好きなのか水を飛び散らせることもなく上品に顔を洗っていく。
下手したら俺よりも綺麗な仕草かもしれない――――と、続いて髪の毛も洗い始めた。
桃色の髪の毛が水に濡れて朝日を反射し、キラキラと輝いているように見える。
一通り洗い終わったごまどかにドライヤーをかけてやる。
「ティ〜ヒ〜ヒヒィ〜ヒヒ〜♪」
気持ち良さそうに歌を歌うごまどか。ご機嫌さんだなぁ。

朝飯を食べなければ・・・!

そう思ったところで気付いた。今日は日曜日だった。

休日は朝飯を食べない主義なので昼までのんびりすることにする。
ベッドに寝っ転がり、昨日買ったままほったらかしだった週刊漫画雑誌を天井に向かって広げた。
その上から突如ピンク色の髪の毛が垂れ下がり、円らな瞳に覗きこまれる。若干潤んでいる。

だよなぁ、お前も腹減るもんなぁ。よっしゃ、ここは1つ飯でも作るか!

とは言ったものの・・・アザラシの飯なんかわかんねぇよ・・・。
軽く溜め息をつきながらほぼ空っぽの冷蔵庫の扉を閉じる。
そこから取り出した牛乳を鍋にぶちまけ、とろ火で温め始めた。
飛行機に間に合わないと叫びながら同僚が残していった言葉「ミルク」。それをようやっと思い出したのである。
「ホムラチャー・・・」ジーッ・・・
片手を腰にあて、もう片方の手で鍋が焦げ付かないようにお玉で混ぜる俺を、不思議そうな目で見上げてくる。
牛乳を温めてる間暇なので、そんな感じのごまどかをずっと見つめていた。

基本的には微動だにせず俺を見上げていたが、たまに両前肢で顔を洗うような仕草を見せたり、その場でピョンピョン跳ねてみたり、丸い腹を利用してグルグル回転してみたり・・・いくら見ても飽きが来なかった。

そうこうしている内にホットミルクの完成だ。それだけじゃ味気無いので握り飯もつけてやった。
男が作る握り飯だ。そんなに綺麗なもんじゃない。
だけどこいつは文句も言わずに食べてくれた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
328Res/226.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice