過去ログ - 【ほのぼの】ごまどかをもふもふするスレ【まどマギ同人】
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285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/14(木) 17:58:01.51 ID:N6oN6/A0o
─── 数時間後

「んが……?」パチ

ザアァァァァァァァァーーーーッ!!

      ゴオォォォォォォーーッ!!

「あっと…… 寝ちまってたか」ゴシゴシ

口端に垂れた涎をぬぐいます。
雨足は更に強くなり、風も激しく吹いています。

「あ〜 こりゃ駄目だ。今日はここで過ごすしかねぇか」

豪雨は止みそうにもありません。
陽はいつの間にか沈んでいました。

「そういや、あいつらはまだ居るのかな?」

ふと思い出したのは、2匹の野良ごまどかのことです。

「同じ屋根の下に居るんだし、様子ぐらい見てみるか」トテトテ

寝癖のついた髪を掻きながらごまどかの元へ行きます。

「ウェヒィ…… ウィヒィ……」ゼエゼエ

「ホムラチャ…… ウェビィ〜」オロオロ

「あ? どうした?」

なにやら苦しそうな声が聞こえてきました。
自然と足が速くなります。

「おい、どうした?」ヒョコ

「ウェヒィ〜 ティヒィ……」

「ッ!! ホムラチャ!」タイアタリ

「痛っ!? なにすんだこの野郎!」ケットバシ

いきなり体当たりをされ、思わず蹴っ飛ばします。

「ホムラチャッ! ウェヒッ!」ペチペチ

しかし、ごまどかは怯まず、なおもあんこちゃんに立ち向かっていきます。

「ウェヒィッ! コナイデ!」

「ウェヒ…… ホムラチャァ……」

「おい、どうしたんだ? そいつ、随分苦しそうじゃねぇか」

立ち向かってくるごまどかの後ろには、苦しそうな表情のごまどかがいました。
拾ってきたであろう毛布の上に寝転がり、脂汗を垂らしています。
どうやら、そのごまどかを守るためにもう片方は必死に戦っているようです。


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