過去ログ - 球磨川『騙し合い?』めだか「私はみんなを信じる!!」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2012/03/06(火) 01:09:31.02 ID:xjwPyCqAO
善吉「……すみません」

男「すんませんじゃねぇだろ、人吉よぉ」

善吉「ほんと、すみません」

とある事務所で善吉ちゃんは土下座している。

めだか「あ、頭を上げろ、善吉!!」

善吉「金は……金は必ず、こいつが働いて返しますから」

男「あぁ!? まぁ……顔は悪くないがな……」

女「それで君は?」

球磨川『僕はただの先輩ですよ』

男「人吉……なら、いいがよ。こいつ、沈めるぜ?」

人吉「はい!! 構わねーっす!!」

土下座をしながら善吉ちゃんはそんなことを言う。

めだか「……すまない。善吉、彼氏である貴様を裏切る仕事を私はする。別れてほしい」

男「は?」

女「はぁ?」

善吉「あはははっ!! 馬鹿じゃねーの!! お前、マジ空気読めよ、めだかちゃん!! 今、何の話をしてるかわかってんの?」

めだか「え?」

善吉「今、俺はお前を売ったんだよ。馬鹿が!!」

めだか「えっ? えっ?」

女「ほんと、人吉に聞いた通りおめでたい頭してるわね」

男「まぁ、こんな馬鹿ばっかりだから俺達が儲かるんじゃねぇか」

善吉「大体、俺、お前以外に女いるし。ていうか気づけよ。いや、めだかちゃんだから気づかねーか。はははははっ!!」

めだか「……うぁ」

めだかちゃんはようやく裏切られた事に気づく。

善吉「別れるも糞もねーっての!! そもそもお前と俺は終わってんだよ!!」

三人は笑う。笑う。笑い続ける。

球磨川『じゃあさ……僕が代わりに払うよ、その借金』

空気が凍る。

めだか「えっ?」

球磨川『だったら問題なんて無いでしょ?』

善吉「ち、ちょっと!! 待てよ、球磨川!! 俺はお前に肩代わりして貰ってもビタ一文払わねーからな!!」

球磨川『ちっせーな。善吉ちゃんは』

善吉「あぁ!?」

球磨川『最初から期待してないよ……僕が欲しかったのはめだかちゃんを助ける理由だけ』

善吉「はぁ?」

球磨川『例えば君がめだかちゃんとまだカップルであると言うのなら僕が割って入るのは筋違いだ』

善吉「あ?」

球磨川『だってそうだろ? めだかちゃんは君の為に働く。そこで僕が割って入ったら人の気持ちが分からない奴みたいで嫌じゃないか。だけど今は違う。めだかちゃんの為に、可愛い後輩の為にお金を払う。なんの問題もないだろ?』


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