過去ログ - 男「最近現実が二次元に侵略され始めてて困る」女「諦めなよ」
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:00:04.73 ID:wZBCjrPM0
女「会長はどこまで知ってるのかな?」

会長「かなり」

女「曖昧すぎるよ」
以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:00:36.87 ID:wZBCjrPM0
会長「……」

女「まぁいいけどさ、そろそろ講義を始めようか」

会長「いいの?」
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:01:14.38 ID:wZBCjrPM0
女「詳しい正解は『許婚が日本にいるので私がそこに住む事になった』でした! 
  日本に住み始めたのは10歳からだね、それ以前にもちょくちょく来てたけど」

会長「そんな事って……」

以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:01:47.31 ID:wZBCjrPM0
女「どうせ人生の半分以上は好きでもない男と一緒の狭っくるしい毎日になるんだからさ。
  その人生の半分で知る筈だった分を取り返す為に、面白そうな事をたくさん探し回ったんだよ」

会長「……」

以下略



131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:02:21.43 ID:wZBCjrPM0
女「男ってほら、中二病を拗らせた人みたいな喋り方するでしょ? 私の口調も随分変だけどね」

会長「そ、そう?」

女「あれでも良くなった方なんだよ?」
以下略



132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:02:48.87 ID:wZBCjrPM0
女「男と初めて出会ったのは私が9歳の時かな」

会長「そんなに前から?」

女「許婚は当然日本人だからね、話も通じないし楽しくなかった。
以下略



133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:03:16.32 ID:wZBCjrPM0
女「どうして良家に私と同じ外人の子供がいるのか不思議に思ったけど、
  興味本位の方が勝って話しかけてみた。何してるの? ってね」

女「何て答えたと思う?」

以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:03:47.39 ID:wZBCjrPM0
女「それから良家に来た時にはちょくちょく男と会うようになったんだよ。
  男とのやり取りはとても会話とは呼べない物だったけど、私にとっては十分だった」

女「私に同情とかそういう面倒くさい物無しで接してくれるのは男だけだったから」

以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:04:21.77 ID:wZBCjrPM0
女「もちろん10歳そこらの子供にその言葉の真意なんかわかるわけないでしょ?
  どういう意味か聞き直したんだけど返って来た返答は『なら、いい』の一言だけだった」

女「なんだか悔しくなっちゃってさ、男について両親に聞いてみたんだ。
  もう会長も知ってるでしょ? ……男の生い立ちをさ」
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/06(火) 11:04:58.04 ID:wZBCjrPM0
女「後はもうわかるでしょ。この前話した通りに感動の再開を果たして今に至るってこと」

会長「そう」

女「もう終わりでいいかな? これ以上話す事はないし早く帰りたいんだけど……」
以下略



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