過去ログ - 男「バンドやろうぜ!」 女「だが断る」
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121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[saga]
2012/03/11(日) 12:36:48.13 ID:5yXYMvYA0

吹奏顧問「…まさか、君はこの”騒音部”の肩を持つというのね…?」ギロ

姫「…私は”軽音部”と、この吹奏楽部を掛け持ちしています…」

吹奏顧問「あぁ、そういえばそうだったな……」ククク

姫「…先生、撤回してください、軽音部は”軽音部”なんです」

姫「音楽を表現するのに、軽音も吹奏も違いはありません」

吹奏顧問「何を言ってる、姫くん、君も知っているはずだろう?」

吹奏顧問「この吹奏楽部の”芸術”を!!十分に理解しているはずだろう!?」

姫「…確かに、吹奏は綺麗で美しい…私もそう思います」

吹奏顧問「だろう?」フフフ

男「姫さん……」アセアセ

姫「…でも」

吹奏顧問「…?」

姫「軽音も、綺麗で美しいと思います」

吹奏顧問「…同等とでもいうのかね、君は…」ピク

姫「はい」

ちび「姫…!」パァァ

姫「音楽に壁はありません、ジャンルは違えど、音楽は”伝える”ものだと思っています」

姫「…それなのに、この吹奏楽部は…」

姫「…金賞金賞金賞金賞…、狙うは”金賞”のみ…」

姫「…目先の栄光にばかり気をとられています…」

吹奏顧問「…何を言っている、栄光こそが音楽、栄光を手にし、人々はその音楽を崇め称えるのであろう?」

吹奏顧問「栄光を手にし輝く音楽こそが芸術なのではないか!」バン!

吹奏部員「先生ッ…!」

吹奏顧問「黙っていなさい!!!」

姫「違います!あなたの音楽は、間違っています!!!」

姫「音楽は”伝える”ものなんです!!賞賛を浴びるために音楽を利用するなんて、…あなたの考えは間違っていますッ!!!」

吹奏顧問「…ッき、きさま…」プルプル

ちび「ひめ!!!!!!!!!」

姫「!?」ビク

ちび「……もういい」

姫「……」

姫「…す、すいません……」

吹奏顧問「……」プルプル

ちび「ごめんなさいね、先生」ペコ

ちび「私たち、これで失礼します」

姫「……」

男「ぶ、部長!?」オロオロ

吹奏顧問「待ちなさい!君たち!」





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