過去ログ - 梓「唯先輩無しじゃ生きていけません！」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 01:50:57.87 ID:orQ3qfKAO
先輩方が卒業間近に控えたある日、私は唯先輩に呼び出された。

from唯先輩
件名：明日の放課後部室で
待っててくれないかな？
以下略


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 01:56:43.08 ID:orQ3qfKAO
あの唯先輩にしてはメールの内容が何と言うか…よっぽど大事な話があるのか？
メールの事を気にしつつ私は午後の睡魔と戦いながら授業を受けている。
昼休みの昼食時に憂にそれとなく唯先輩について聞いてみたが、変わった様子は無かったとか。
「いつも通りだよ？私が晩ご飯作ってる時はゴロゴロしてたし、あ！ゴロゴロしてるお姉ちゃんとっても可愛いんだよ」

以下略


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 01:59:03.86 ID:orQ3qfKAO
私もどちらかと言えば唯先輩は好きだ。
何だかんだで頼りになるし優しくしてくれるし、これで嫌いになるはずがない…少しいい加減な所はあるけど。
でも、何て言うか憂のそれは好きを通り越して愛してるに該当する程だ。
家族以上でまるで恋人に抱く様な…少し身震いがした。

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:01:17.77 ID:orQ3qfKAO
そんな事で憂を嫌いになる事はないけど、私自身はそんな性癖は持ち合わせていない。
だから少しついていけない時がある。
そんな考え事をしているといつの間にか授業は終わっていた。
いや、授業終了所か教室には私以外の誰も残っていなかった。

6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/09(金) 02:05:27.95 ID:E5+l5rKL0
wktk

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:05:55.17 ID:orQ3qfKAO
私は急いで部室に向かった。
今日は他の先輩達は来ていないので部活は無い。
ただ、それなら唯先輩はもう部室で待っているかもしれない。

思った通り、唯先輩は既に部室に来ていた。
以下略


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:10:30.12 ID:orQ3qfKAO
「あずにゃん、私…どうしてもあずにゃんに伝えたい事があるの」
私はその言葉を聞いた瞬間、何故か午後の授業の時の事を思い出すと同時に、嫌な予感が走った。
気づけば、いつもはその姿を見ると安心出来る唯先輩の姿を、怖くて直視出来なくなっている自分がいた。
今すぐ逃げ出したい、そんな考えも頭を過ぎった。

以下略


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:16:11.81 ID:orQ3qfKAO
すき？スキ？好き？？
あぁ、何だ…私唯先輩に好かれてたんだ。
それも恋人にしたいって方向で。
でもなー、私やっぱりそんな趣味は無いし、でも唯先輩は普通に好きですよ？
だから、恋人とかそういうのは駄目ですけど一番仲のいい友達として、とかじゃ駄目ですか？
以下略


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/09(金) 02:21:59.15 ID:dm+Ys9Bpo
ワロタ

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:22:21.51 ID:orQ3qfKAO
え？何で私の声、こんなに冷たくなってるの？

あれ？何で？
こんな事…
唯先輩が凄く驚いちゃったじゃない。
以下略


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)
2012/03/09(金) 02:28:43.41 ID:orQ3qfKAO
「ぁ…ｳｸﾞｯ、ﾋｯｸ……」

唯先輩が泣いちゃった。
私が泣かした。
今からでも遅くないから言いなよ、全部嘘ですって！
以下略


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