過去ログ - あかり「存在感出したいよぉ」 あかね「だったらハーレムを作ればいいのよ！」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県)
2012/03/10(土) 00:20:47.39 ID:O9pDr3Pq0

　４時間目　家庭科（調理実習）


向日葵「赤座さん、包丁の扱いお上手ですね」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

あかり「ん？ そういう向日葵だって慣れた手つきだよ」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

向日葵「私は、まぁ家事のお手伝いをしていますから」

あかり「ボクもだよ、たまに自分で簡単な物も作ったりするなぁ」

あかり「でも向日葵が作るお菓子には、全然適わないけどね」ﾊﾊﾊ

向日葵「そんな……大した物じゃありませんわ。レシピ通りに作っているだけですもの」

あかり「じゃあ、あんなに美味しいのは向日葵の愛情が沢山入っているんだね」ﾆｶｯ

向日葵「もう……ああいえばこう言って褒めてくるのですね、赤座さんは」ﾃﾚﾃﾚ

あかり「素直な気持ちだよ」

あかり「あっ、櫻子包丁の持ち方違うよ。怪我すると危ないからこう持って」

櫻子「ええ〜、でも２人の持ち方って切りづらいんだもん」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

向日葵「櫻子、赤座さんはあなたが心配でそう言ってるのよ」ﾊｧｰ

櫻子「え？ そうなの？」//

あかり「うん」

あかり「でも櫻子の気持ちも分かるな。ボクも最初はこの持ち方ができなかったから」

あかり「よし、ちょっと止まってて」ｽﾀｽﾀ

櫻子「ん？ あかりちゃんどうしたの？ 後ろに回って」

あかり「ちょっと手を借りるよ？」ﾋﾟﾀｯ

櫻子「ッッ！！」ｶｧｧｧ!//

あかり「右手はこう持って、左手はネコさんのおててだよ。わかったかい？」

櫻子「う、うん」//

あかり「それでこのままリズム良く……」ﾄﾝ ﾄﾝ

あかり「最初はゆっくりでね。怪我したら大変だから、少しずつ慣れてくようにして」ﾊﾟｯ

櫻子「あっ……」

あかり「うん？ どうかしたかい？」

櫻子「い、いや！ 何でもない！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

あかり「おっとと、包丁は振り回しちゃ駄目だよ」

櫻子「あっ、ご、ごめん」

あかり「怪我しないようにね」ﾆｶｯ

櫻子「うん……」//

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