過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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105: ◆v2TDmACLlM[saga]
2012/04/04(水) 14:43:28.04 ID:DVX3XUy80




響いたのは、酷く醜悪な男の声。
ソレと同時に頭上から振って来たのは叩き飛ばされたかの様な数台の乗用車。

浜面「なッ!?」

木山と浜面の間に割って落ちたそれは同時に爆散
爆風と粉塵をまき散らし、視界を黒煙が覆う。

浜面「な、何だよこれッ!!」

叫びは新たな爆発に遮られる。煙から逃れようと必死に駆けた浜面の腕を誰かが掴んだ。
それは、力強くゴツゴツとした男の腕。聞こえたのは、嫌悪感を催す声。

木原「はろー?」

目の前に迫っていたのは。見た事も無い顔面刺繍の男。

浜面「な、……がっ!!」

言葉を発する前に、その膝が浜面の体に叩き付けられる。
走るのは激痛。ただでさえ一方通行との戦いで極限まで痛めつけられた体が悲鳴を上げる。

そうして浜面の手から転がり落ちたそれを男は拾い、ニタニタと笑う。

煙を掻き消す強烈な烈風が吹いたのは、その瞬間だった。






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