過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2012/03/13(火) 23:01:07.75 ID:+Rbgcgb50
―――――――――
登りきった太陽が失った街の明かりを担っていた。
照らす光が差し込む病室に眠るのは一人の少女。
ただし、その眠りが覚める事は、いつまで経っても無かった。
浜面「…………」
ベッドの側に寄り添う少年は、悔しそうにその姿を見つめる。
これで、三人目だ。
吹寄制理。
インデックス。
絹旗最愛。
三人の少女が眠りに堕ちた。
もう、これ以上を被害は出す訳には行かない。
浜面「……待ってろよ絹旗。すぐに、叩き起こしに来てやるから」
呟き、少年は病室を出る。出迎えてくれたのは、一匹の猫。
小さく喉を鳴らすスフィンクスだった。
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