過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2012/03/13(火) 23:05:39.80 ID:+Rbgcgb50
浜面「……ヨハネの、ペン?」
神裂「あなたが三日前に、打ち倒したもう一人のインデックスです」
そう言われて記憶に甦ったのは。血に塗りつぶされた様な深紅の瞳。
首輪の制御が効かなくなった事によって現れ、
魔神と称しても遜色の無い程の力を見せつけたもう一人のインデックス。
神裂「あれはインデックスが恒常的に精製する魔力で動き、
インデックスの脳に仕掛けられた霊装の一種です」
浜面「それが、何だって言うんだよ」
神裂「あなたには簡略して話していましたね。
この街の能力者は魔力を精製する事が出来ない。この言葉を覚えていますか?」
浜面「……あぁ」
忘れるはずが無い。
その言葉をヒントに浜面は能力開発による首輪の解呪法に辿り着き、
インデックスにこの街で生きて行く事を促したのだから。
神裂「それは正確には正しくありません。能力者でも魔力を精製する事は可能ですし、
知識を得たならば魔術を扱う事が出来ます。拒絶反応を無視すれば、の話ですが。」
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