過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2012/03/13(火) 23:29:37.56 ID:+Rbgcgb50
木山「………………」
その瞬間、確かに木山晴生の目の色が変わった。
興味の視線が焦りの色に塗りつぶされるのを、浜面は見逃さない。
浜面「ソレを踏まえてもう一回訪ねるぞ。木山春生」
その隙を、浜面は見逃さない
浜面「アンタ、二日前俺と会った時なんて言った?」
木山「……覚えていな――――」
浜面「昨日振り。アンタはそう言ったんだ」
木山「…………」
浜面「なぁ、教えてくれよ。ずっと患者を見ていた木山先生は、
三日前のあの日。いつ、どこで俺に会ったんだ?」
木山「……………………」
またもや一拍の間が生まれるが、コーヒーをすする音は聞こえない。
木山「答えにくいなら言ってやるよ」
だから、浜面は切り込んで、
浜面「MAR。あの日、俺たちが施設に乗り込む前にお前はあそこにいたんだ」
その皮を、剥いだ。
浜面「学園都市暗部を敵に回して施設を潰して回っているイレギュラー。
それがアンタの正体だ、木山春生」
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