過去ログ - キョウ「エルミナージュ?」カミナギ「そうだよ、キョウちゃん!」
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2: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:01:11.88 ID:yFVrGVCUo
ENTANGLEMENT 22.3
予期せぬ邂逅

「目標地点に到達。あとは信号を逆探知して、正確な位置を割り出すだけね」

以下略



3: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:03:55.23 ID:yFVrGVCUo
「ルーシェン、一回りしたけど、周辺に敵機なしだ」

銀髪の少年の目の前に現れたウインドウから、茶髪の少年が呼びかける。

「了解した、キョウ。いずれにしても気を引き締めなければな」
以下略



4: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:05:49.37 ID:yFVrGVCUo
「まぁまぁ、キョウちゃんもメイイェンちゃんも、ケンカしないの」

「私はメイウーよ!リョーコあんた、わざとやってんでしょ?」

メイウーと彼女の妹の名前を取り違えるリョーコ。
以下略



5: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:06:56.44 ID:yFVrGVCUo
「こんなところに、ホントにあんのかよ?」

そう言いながらソゴル・キョウはゼーガペイン・アルティールの
カメラ越しに周囲を見渡した。

以下略



6: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:10:25.35 ID:yFVrGVCUo
しかし、キョウの目の前に広がるのは一面の荒野と、
今はもう遠くに見える、先程までいた森林地帯だけであり、
量子サーバーが設置できるような建造物は存在しない。

「位置情報では間違いなくこのあたりなんだけど……」
以下略



7: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:11:54.24 ID:yFVrGVCUo
その結果、戦闘になることも考慮して、オケアノスの保有する三機のゼーガの内
二機を割いての救援活動となったのだ。

しかし最終決戦直前の今、この作戦に許された時間は二時間が限度だった。

以下略



8: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:13:02.95 ID:yFVrGVCUo
「キョウ、気を抜くな。これからが本番だぞ」

「そーよ。不意打ちで撃墜されたって知らないんだから」

ガルダに乗る二人からの突っ込みに、キョウは苦笑いを浮かべた。
以下略



9: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:15:02.49 ID:yFVrGVCUo
オケアノスのブリッジにミサキ・シズノは佇んでいた。

背後ではオペレーターAI達が忙しそうにデータをまとめている。

ウインドウには件の孤島の全景が写っているが、地下へと向かった
以下略



10: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:17:08.44 ID:yFVrGVCUo
オケアノスの司令、シマの様態は依然思わしくない。

ガルズオルムへの対抗組織、『セレブラム』を立ち上げた
彼の正体は幻体クローン――文字通り、幻体のクローンである。

以下略



11: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:20:27.15 ID:yFVrGVCUo
さっきまで彼女が席をも外していたのも、
ミッション直前でシマの様態が急変したのを聞いたキョウが、
頑ななミナトを無理矢理シマの病室へ押し込んだからだった。

「じゃあ私は、フリスベルクのところへ行くわ。
以下略



12: ◆3/d9CFUdyw[sage]
2012/03/11(日) 01:22:38.49 ID:yFVrGVCUo
「強くなんてないわ。ただ、私にとってキョウは
好きな人である前に恩人だから」

そう、強くなんてない。

以下略



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