過去ログ - 中二病SF『ようこそカスミへ!』2号機
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2012/03/15(木) 00:45:40.05 ID:e2dhA2+AO
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デュッセルドルフ・中央司令室

機器がいくつも並び、カスミの比ではないほどの人とものが動く。

その中央、大きなデスクの裏。
グライガーは顔の前で、手を組んでいた。
佐官A「閣下、本当によろしいので。被害は甚大であります。このまま排除を続ければ内部は……」

グライガー「構わない。街ならまた作り直せばよかろう。だがな、こちらはそうは行かない。ようやく時計の針が動いたのだ。」


佐官A「……はい」

グライガー「こんなエラーなど起きるはずはなかった…と言いたげだな。だが現実を受け止める。そこから始めよう」

佐官A「と、おっしゃると」

グライガー「鎮圧したにせよ、本国から調査は入る。だから、だからだ、その前に完全させねばならない。9割方は出来ているのだろう」

佐官A「しかし、90対90という言葉がございます。ここから先はより慎重に……」

グライガー「我々に技術があることを示せれば良いのだ。」

佐官A「………了解」

グライガー「それから」

佐官A「はい」

グライガー「殿下にご意向を聞け。駒にはなろう。」

佐官A「了解いたしました」

グライガー「国を憂うお気持ちは我々と共にあらん。しかし、まだ子供だよ。子供は大人に従うしかない。」

グライガー「そうだろう?」





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