過去ログ - 女「電車が来るまで話そうよ」 男「はい?」
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17: ◆hEntMxdkqA
2012/03/12(月) 21:38:59.92 ID:64RffEKa0
男「………………」

女「あ、コーヒー。わたしも飲みたい」

男「……また女さんか。飲みたければ買えば良いじゃない」

女「お金無いから。お小遣い減らされちゃったし」

男「あぁそう」

女「今日は? 何を考えてたの?」

男「どうして君に言わないといけないかなぁ……」

女「だってここの電車、なかなか来ないんだもん。知ってる? 東京の電車って二分おきくらいで来るんだって」

男「それだけ乗る人がいるんでしょ。需要が無ければ供給する必要無いんだから」

女「そうだね。で、今日は?」

男「……僕が知らないAさんの存在について」

女「Aさん? 誰?」

男「架空に人。仮にAさんとして考えてた」

女「それで?」

男「……それで、Aさんがどこかにいるとして、僕がその人の存在を確認出来なければ、Aさんは存在しないことと同じかなぁ、って」

女「どういう意味?」

男「僕という存在が見ている世界に、Aさんの存在が確認されなければ、Aさんは存在しないことになる」


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