過去ログ - 女「電車が来るまで話そうよ」 男「はい?」
1- 20
33: ◆hEntMxdkqA
2012/03/13(火) 22:00:34.17 ID:Y2BxDh+I0

女「今日は男くんからだよ」

男「何が?」

女「電車が来るまでの時間潰しのお話。そのお題出し」

男「考えてたこと……で良いの?」

女「うん、良いよ」

男「今日は……時間について考えてた」

女「時間時間……時計とかの時間だね」

男「僕の考え。時間は元々存在していないし、今も存在してないと思う」

女「時間が存在してない? でも、時間は時計でちゃんと決められてるよ? 今は四時十五分。いつもお話してる時間」

男「それは人間が決めた単位で計ったもの。自然界……それから人間が時間を作ろうと思う前までは、決められた時間なんて無かったはず」

女「うーん、そうかもね。自然には時間なんて無いもんね」

男「人間は一日を二十四時間という単位で計り、一年を三百六十五日と決めた。でも、本来そんな取り決めは無い。人間が、人間社会の中で
  作り出した最低の産物。僕はそう思う」

女「何で? 時間がそんなに嫌い?」

男「時間という物差しのおかげで、僕たちは今高校に通うことになってる。しばらくすると嫌が応にも大人というカテゴリーに配されて、社会に
  貢献するように仕向けられる。どうしてそうなるのかと言えば、生きてきた時間という何の参考にもならない物差しで計られてるから」

女「生きてきた時間が参考にならない……?」

男「僕はそう思う。人間が決めた年齢で言えば、五十歳でも人間社会に貢献出来ない人間もいるし、十歳でも何かの役に立つことが出来る。
  それを思えば、生きていた年数なんて参考にもならない。人間社会で大事なのは、その人間が誰かのプラスになるのかどうか、だ」

女「………………」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
124Res/82.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice