過去ログ - QB「僕と契約してポケモン図鑑所有者になってよ!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/30(日) 12:27:02.29 ID:tws1Fc5E0
まどか「はっ…はぁっ……うわっとっと」
まどか「ハァ…ハァ…なに、あれ?」
長い空間を走りぬけたまどかの目の前に広がったのは、巨大な何かの背中だった。
???「ガギャギャァッ!!」
まどか「な、何?」
まどかに背を向けているそのポケモンは、桃色のラインが入った太い尻尾を揺らし、逞しい二足で空間を震わせ、両肩には丸い宝石のようなものが埋め込まれている。
翼を広げ、長い首を高く上げ空へと咆哮すると、そのポケモンの顔が少し見えた。
まどか(なんだろう?大きなポケモン……私の手持ちじゃないと思うんだけど)
前を覗きたくてと回り込もうとすると、そこが広いコロシアムのような空間だったことを知る。
そして反対側にも存在する巨大なポケモンと、その前に立つ人の影が映った。
まどか(髪の長い人……女の人かな?それにあの人の後ろにいるのも、ポケモン?)
???「グギュグバァッ!!」
女性の後ろにいるそのポケモンは、背中に広がる鋼で出来た扇のような背びれのようなものを広げ、長い首を高く上げ空へと咆哮している。
青いラインが入った尻尾を振り、鋭い爪をもつ四つの足で地を震わせ、胸のあたりにダイヤモンドのようなものが埋め込まれていた。
まどか(向こうにいるのはあの人のポケモンなのかな?じゃあ、こっちにいるのは私の?)
その時まどかは、なぜかは分からないがはっきりと、ポケモン達の名前を知った。
まどか(これがパルキア……あっちにいるのが、ディアルガ……)
同時に、あの女性が誰なのかも――
まどか「なんで、ほむらちゃんと私が――」
―――――――
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