過去ログ - ウルトラマン「結局地球守って正解だったのか?」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/03/14(水) 01:50:53.02 ID:djieKzrz0
地球 居酒屋『流星』

マン「・・・よお、遅かったな」

バルタン「仕事が長引いてね・・・。地球暮らしも楽じゃない」

マン「あれから半世紀か・・・。だいぶなじんだように見えるが」

バルタン「あんたの言うとおりだったのさ。この星のルールに従えば、俺たちも暮らしていける」

マン「日本酒で良いよな」

バルタン「ああ。・・・おっとっと・・・」

マン「久しぶりの再会だが、相変わらずセミみたいな顔してるな」

バルタン「プハァ・・・。仏顔に言われたくないね」

マン「仕事はどうだ」

バルタン「しがないサラリーマンさ。毎日残業残業。今日も結局終わらなかった」

マン「・・・来てよかったのか」

バルタン「分身一人置いてきた」

マン「分身が哀れだ」

バルタン「フォッフォッフォ・・・。分身とも意識は繋がっている。飲んでいる俺と仕事している俺は同一なのさ」

マン「わからんな」

バルタン「そこだ。命という概念が、根本的に俺たちと異なるんだお前たちは。だからあんなことになった」

マン「侵略はもういいのか」

バルタン「多くの同胞が倒れたが、こうして地球との和解を望む俺たちもいるんだ。暮らしに不自由はないよ」

マン「何よりだ」

バルタン「それで貴様は。相変わらず防衛任務か」

マン「ああ。半世紀前から変わらんよ」

バルタン「ふん。こうして馴染んでみてわかったが、地球人というのはお前たちがそうまでして守る価値はないと思うがね」

マン「・・・」


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