過去ログ - ウルトラマン「結局地球守って正解だったのか?」
1- 20
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/03/14(水) 02:22:57.37 ID:djieKzrz0
メトロン「侵略者が昔ほど多くないのはなぜだと思うね、モロボシ・ダン」

7「それは、」

メトロン「地球という星は確かに美しい。だが、その上に住むものらがあまりにも矮小なのだ。いや背丈ではない、考え方がだ」

7「地球人は確かに過ちを犯してきた。しかし、彼らを私は信じている」

メトロン「愛、という感情があるとすればそれだろうウルトラセブン。友情ではない、愛だ。それを感じたからお前はそう考えるのだ。だがこの星はそのような感情だけでできてはいない。むしろもっと、ヤプールらが好む感情が渦巻いているのだ」

7「侵略はやめたとはいえ、キミとはどこまでも意見が合いそうにない」

メトロン「いや、そうではないモロボシ・ダン。我らはある意味近しい考えなのだ。ひとえに、この星いや、この光景を好んでいるという一点においては」

7「・・・」

メトロン「あの時死んでもよかったのかも知れん。この光景が変わっていくというのも、侵略相手が自滅していくのも、ある意味見るに耐えない光景ではあるのだ」

7「キミは・・・」

メトロン「茶をもう一杯どうだね。それとも、ビールの方がお好みかな」

7「・・・茶をいただこう」

メトロン「キミは今後もこの星を守るのだろう。それがどのような結末を迎えるにしても。だが、ノンマルトの一件は、」

7「僕は地球人を信じている。それだけで十分だ」

メトロン「・・・愚問だったようだな。さあ、お茶を淹れよう」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
114Res/56.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice