18: ◆hUGk92Nj.I[saga sage]
2012/03/15(木) 02:08:24.53 ID:QTEIEkEuo
ソン「お受けしますよ、その依頼」
老人「ほ、本当ですか……ありがとうございます」
おじいちゃんはしきりにぺこぺこと礼をする。
私も頭を下げる、とりあえずはよかった……これでみんなが助かるかもしれない。
ソン「だって、ミチさんが持ってきた依頼ですしね。僕がやるべきなんでしょう?」
ミチ「こら、ソン」
ミチさんは戸棚を漁りながら応答する――というかもう茶菓子は必要ないのでは?話ついちゃったし。
ミチ「違います、私が持ってきた依頼だからやるのではありません。あなたの自由意志で決めるのです」
先ほどの物腰からは想像もできないような鋭い視線をミチさんはソンさんに向けた。
ソン「判ってるよ、それが勇者に必要なこと――耳に蛆が湧くくらい聞いたよ」
ミチ「そうですか、なら決めなさい」
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