過去ログ - 勇者「独立国家『勇者』」
1- 20
2: ◆hUGk92Nj.I[sage]
2012/03/14(水) 03:52:47.54 ID:qcVqyDJAO
赤の月、十の日、晴れ。

我等が国は今日も平和です。

朝から爽やかな気分だったので、先日シニから貰った茶葉を使ってティータイムと洒落込もうとしたところ、国に来訪者が来ました。

老人「……」
少女「……」

老人はここまでの道のりで疲れたのか、それとも頼み事の重さからか、その立派な白髭に似合わない不機嫌そうな浮かない顔をしていました。
少女の方は、黒い髪が栄える――美しいとまではいかないまでも、綺麗で素朴な雰囲気を纏っていました。もっとも表情は先に同じですけど。

とりあえず、挨拶を

「ようこそ、勇者の国へ」

入国許可の準備をしなければ。

ふと、沸かした茶を見つめる――お客様用になってしまった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/16.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice