32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:37:15.70 ID:375BF6UAO
ギー太をアンプにつないだ。
わたしの立ってるこの位置はずっと変わっていなかった。
じゃかじゃかじゃっじゃべんべんべーんぴろぴろぴろどんどんがしゃぁんぽろろろろ。
音をだす。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:40:11.78 ID:375BF6UAO
律「灯りつけなきゃな」
りっちゃんが言った。
みんな、くたあ、って床の上だとか壁だとか椅子に身体をあずけて何をするともなしにどこかを見てた。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:41:28.85 ID:375BF6UAO
澪「まあ、こういうときもあるよ」
紬「こういうときってどんなとき?」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:43:20.00 ID:375BF6UAO
律「なんかしよう」
唯「じゃあわたし澪ちゃんのまねするよ」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:44:37.58 ID:375BF6UAO
唯「ねえ、つまんなくなったのは何のせいなのかな」
澪「うーん……でもさっきのは、唯だな」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/16(金) 23:47:46.06 ID:375BF6UAO
わたしたちはガレージを後にした。
交差点まで一緒に歩いた。
りっちゃんが、じゃあなって言った。
澪ちゃんが小さく手を振った。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/17(土) 00:08:38.74 ID:yv+CigzAO
【落書きを消そう】
三日後、よく晴れた日だった。
実はわたしは新しく仕事に就いていて、あずにゃんに会ったのはまさにその最中だった。
時刻は3時をちょっと過ぎたくらいでわたしは公園の大きな時計台の下にいた。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/17(土) 00:13:11.31 ID:yv+CigzAO
梓「じゃあ何ですか?」
唯「落書き消しだよっ」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/17(土) 00:21:58.20 ID:yv+CigzAO
唯「この液はね、特別製だからよく落ちるんだよ」
梓「へえ」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/03/17(土) 00:30:32.39 ID:yv+CigzAO
あずにゃんはわたしが落書きを消すのをじっと眺めていた。
なんだか寂しそうに見えたのは気のせいだろうか。
梓「それなら教えてくださいよ」
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