過去ログ - 佐天「一方通行ってサイボーグなんですか?」
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5:火斗
2012/03/14(水) 20:12:51.06 ID:DNHMG+o+0
佐天「またレベル0か・・・いくらがんばってもレベル上がらないなー。やっぱり才能ないのかな。御坂さんってどうやってレベル上げたんだろう。」

第三次世界大戦が終わり元の日常を取り戻しつつある学園都市にひとり落ち込む女子がいた。
佐天涙子、無能力者いわゆるレベル0である。
今度こそはと挑んだ能力測定だったがレベルは変わらず0のまま。学園都市に来たからには能力者になりたいのは当然のことである。

オラテメーカネダセヨ。ヤンノカコラ?

佐天(この声…裏路地からだ。だれか脅されてるんだろうな、かわいそう…でも私じゃどうにもできないし…)

アァナンダソノメハ?ツエツイテルクセニヤロウッテカ

(うんん……無能力者がなによ。きっと絡まれてる人もレベル0なんだわ……助けないと。)

佐天 「やめてください!嫌がってるじゃないですか!」

不良 「あぁ?」

?? 「あァ?なンだァ」

不良A 「おい、こ娘。邪魔すんならてめぇからやんぞこら!」

不良B 「先輩こいつなかなか上玉っすよ。持ち帰りましょうぜ。」

佐天  「きゃっ……ちょっとやめてください。」

不良A 「おらガキ暴れんじゃねえよ。」

??  「人が大人しくしてりゃァ雑魚どもが喚きやがって。やること増やすンじゃねえよ。」

不良B  「んだとこら。てめぇからやってやんぜ。」

しかしあたる不良の拳が首に手をかけた少年に当たることはなかった。あたる直前で見えない何かに当たったかのように反射したのだ。

不良B   「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

不良A  「まさかてめぇ能力者だったのか。ちくしょう」

??   「こっちはガキの世話してて充電するの忘れてぎりぎりだってのによォ。能力使わせてンじゃねェぞ。」

不良A   「まさか反射……てめぇ一方通行」

一方通行 「こンなくそまで名前知ってるたァおれも有名人だな。」

不良A   「くそ、覚えてろ。」

一方通行  「ちっ…… おィそっちのガキ、俺の言えた義理じゃねェが人に迷惑かけてんじゃねェぞ。思いだけじゃ何もできねェ。」

そういって一方通行と呼ばれた少年は去っていった。佐天がむなしくひとり取り残される。

佐天   (助けに行ったのに助けられた。なんかすっきりしない。にしても今の人なんだったんだろう?コード出てたし……充電?世話?うーん……介護ロボかな?)

誘拐されかけたのにすっかり忘れ、サイボーグ介護ロボのことを考えながら帰る佐天であった。
しかし二人の出会いはこれで終わらず更なる物語を作り出す。 


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