122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)
2012/03/15(木) 04:32:04.31 ID:4ZjRNQaA0
「まぁ今の若い子は自分で料理するって事せえへんからな、それ考えたら譲ちゃん偉いで。 好きな男おるんやろ?」
「…う、うん…」
「あーなんも照れんでええがなぁ その子の為にも頑張ってようけ料理覚えーよ? 精のつくもん作ってやって、早いこと子供も作りや」
「え…あ、こ、子供って…ボクにはまだ早いで」
「何言ってんねん、うちの母ちゃんかて嬢ちゃんと同じぐらいの歳でワシと結婚して速攻ガキ作ったで?まぁそんときゃ他にやることなかったからなぁ。とにかく頑張りや」
…ここのおっちゃん昔から世話話とかすきやったからなぁ。ボクもガキの頃はこのおっちゃんとよう遊んでもらったし。よう怒られたし。よう世話になったし。
それにしても…確かにボクも料理以外にやること無いし…子供も…なんか欲しいなぁ、とは思ったことあったけど…今は普通の兄妹やしな…
なんか、抑えてた気持ちがもやもやと沸き立ちあがってくる。
うー…我慢我慢。
時計を見るともうええ時間。
さ、はよ帰って夕ご飯作らなきゃ。
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