過去ログ - 友人とDTBのリレー小説書いたったwwww
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10:WM[sage]
2012/03/15(木) 20:19:28.09 ID:tm1H51fco

ガオン!!

ーーーことは出来なかった

男が引き金を引くよりも早く、ぼさぼさ頭の男が撃った弾が、男の持つ拳銃を貫いたからだ

弾丸はどうやら寸分違わず銃口にぶち込まれたらしく、内側から砕け散っている

「あ……あ……あ……!」

「よっ!」

ぼさぼさ頭の男がいきなり窓から飛び降りて来る、おいおい、このままじゃ地面にブチ当ーー

ふわっ

「……え?」

ーーることは無かった

地面に当たる直前に男の体がふわりと浮いて、舞い降りるかの様に地面に着地したのだ

……その体を光らせて

……つ、つまりこのぼさぼさ頭の男も契約者って訳か!?

「ぐげっ!」

ぼさぼさ頭の男はとどめとばかりに容赦なく男のどてっぱらに蹴りを入れる……モロに入ったらしく、動かなくなった。

どうやら気絶したらしい

「さて坊主、こんな時間に何してんだ?」

「うっ!……そ、その、物音がしたから気になって……」

「……そうかい、なら、早く帰って布団に入るんだな……子供は寝る時間だ」

子供!?確かに俺は背が小さい方(165センチぐらい)だけど19だぞ!?……いやいやそれよりも!

「オ、オッサンも契約者なのか?」

「ん?……ああ、まあな……ってオッサン!?俺はまだ27だ!」

「そ、そうか……あ、なら、名前は?」

27って十分オッさんだろ……という言葉を俺は何とか飲み込んだ

「名前?」

「そう、あんたの名前だ」

「……釘宮キョウだ」

……それが、俺とぼさぼさ頭の男、釘宮キョウのファーストコンタクトであった



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