過去ログ - 友人とDTBのリレー小説書いたったwwww
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WM
2012/03/16(金) 09:59:11.56 ID:xT2ztyWIo
「はぁ……」
男、釘宮キョウはとても憂鬱だった
ため息を付く彼の出で立ちは薄いライトブルーの作業着と帽子というもので、手には黄色の木製モップが握られていた
「ったく香月はどうしてこんなに面倒臭い仕事を拾ってくるかねぇ……」
ー
ーー
ーーー
何でも屋『釘宮』事務所内ーー
「清掃員のヘルプぅ〜?」
何を言っているんだこいつはと言いたそうな様子で、ソファーに足を組んで寝そべっている釘宮が素っ頓狂な声を上げる
「そうだ、お前も今度大学で文化祭が行われることぐらい知っているだろ?そのヘルプだ」
腕を組む香月が彼に自分が取り付けてきた仕事の内容を伝える
「そりゃ街を歩いてりゃあ知ってるさ……うっとーしーぐらいにチラシだのなんだのが貼られてるからな」
「……私はいつぞやのように別件の仕事がある、だから頼んだぞ」
「だが、ことわ」
「……ほう、お前は飢え死にしたいと言うのか?」
「折角なかなかの報酬だと言うのに……久しぶりに肉にありつけると思ったのになぁ……」
非常に、ひじょーーーに残念そうに香月が肩を竦める
「……わかったわかった。やるよ、やりゃあいいんだろ?」
「最近はカップ麺だのなんだのでぜんっぜん美味いモン喰えなかったんだ……やっぱり人間、炭水化物だけじゃなくタンパク質も取らなくちゃな」
「ふっ……決まりだな」
フフン、と香月が誇らしげに胸を張る
「おみやげ……よろしく……」
何時の間にか周防が釘宮のそばに立っていた
「はいはいちゃんとなんか買ってーーいや、貰って来てやるよ、ナガト」
「…………楽しみ」
「相変わらずお前は周防に甘いな……」
「……余計なお世話だ」
ーーー
ーー
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