過去ログ - 友人とDTBのリレー小説書いたったwwww
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2:WM[sage]
2012/03/15(木) 20:07:29.24 ID:tm1H51fco

「……え?俺そんな顔してっか?」

「思いっきりにやけてるぞ……大方私に仕事を押し付けられて嬉しいんだろう?」

「まぁそんなところだな……じゃ、後は任せた」

「迷子犬探し……か、イマイチ気が進まん」

「その仕事をとったのはお前だろ?」

「……受けれる仕事は受けておかないと、こっちも暮らしが掛かってるからな」

「あのヤローもちったあ報酬くれりゃあいいのに」

「そう思うんだったらもう少し物を壊すのを控えるんだな……毎回毎回そのおかげで報酬が減っているんだ」

「あーはいはい、どうもすみませェん」

(本当に分かっているのかこいつは……)

男が面倒くさそうにーー非常に面倒臭そうに立ち上がった時、どこからか、かん、かん、かんと音が聞こえて来た

「ん、来たか」

「どうやら、お姫様のご到着の様だ」

数秒のち、ぎぎぎと蝶番の錆び付いた音を立てて扉が開かれる。

そこにはーー綺麗な黒色のショートヘアを夜風に靡かせる、まるで人形のような少女が立っていた
黒色の髪を月明かりが照らし、まるでそれは宝石のよう

「よう、遅かったな、ナガト」

少女の名は周防ナガト

「……それで、敵の位置は?」

そして

「……ここから西北西に4キロ」

観測霊を生み出す能力者……ドール、だった

「……いつもご苦労さん」

「別に……大丈夫……」

「ナガト、お前はいつも通りここで待機だ、わかったな?」

「……キョウ」

「ん?なんだ?」

「気を……つけて……」

「……わかってる」

男ーー釘宮キョウはそういうと彼女の頭を撫でて……それに合わせて彼女が気持ち良さそうに、ほんの少しだけ、目を細めた

「……よし!そんじゃ……行きますかね!」

今日もまた彼らは戦う
人ではない人……契約者達と!



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