過去ログ - 友人とDTBのリレー小説書いたったwwww
1- 20
74:FY[sage]
2012/03/20(火) 11:18:43.71 ID:+CdLEVKCo


「人間、誰しも辛いことや悲しい事にぶつかる。その時に別に泣いたって不思議はないだろ?」


尚斗は黙って俺の言葉を聞いている。
俺はその様子をチラリと確認しつつ続ける。


「男だからって、泣いちゃいけないなんて事はないんだよ尚斗。だからさ…泣きたいなら泣けばいい。そして、思う存分泣いたら笑おうぜ。辛い事や悲しい事なんて忘れてさ」


俺は一通り言いたい事を言い終わる。


「は…せがわ…」


尚斗は俺を見上げる。


「泣き終わるまで傍にいるさ。どうせ暇だし」


俺はそう言ってにっと笑う。


「あり…がとう……な」


尚斗はそう呟くと再び瞳に涙が溜まり流れ出す。

俺は尚斗の肩に手を回して柵に背中を預け共に座った。


(それにしても…)


俺は涙を流し続ける尚斗から視線を逸らして思う。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
77Res/84.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice