過去ログ - 魔法少女ほむら☆サヤカ
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/03/20(火) 21:04:25.97 ID:x9SeDFBx0
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 帰り道:放課後
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その日の帰り道――
気を失っている美術部員を保健室に運び、保健室の先生に任せて今日は帰ることにした。
ほむらの隣で浮遊していたサヤカが話しかけてくる。

サヤカ『実はさ、さっきの戦闘で3つほど思い出した事があるんだ』

ほむら「……どんなのこと?」

サヤカ『2つはグリーフシードについて、もう一つはあたしについて……』

ほむら「……」

ほむらは黙ってサヤカの言葉を待つ。
今のサヤカの顔がいつもと違い辛そうに見えたから……。

サヤカ『グリーフシードには依存性があるの、手に持った瞬間、手放せなくなる……らしいよ?』

ほむら「らしいって……あの、姿が見えなかった声の人さんの情報ですか?」

サヤカ『うん……あと、これも声の人情報で』

   『こっちはグリーフシードは絶対に3回願いを叶えたら駄目とか……』

ほむら「叶えたら駄目って……叶えるとどうなるの?」

サヤカ『それなんだけどさ……あの時、あたしもそれを疑問に思って声の人に聞いたんだけど……』

   『「まさか、わたしにバレないようにこんなカードを用意してたなんて……」って、悔しそうな声で言うだけで』

   『3回叶えた後のことは聞けなかったんだよ……』

   『その後、「だから、サヤカちゃん! 急いで止めに行って!」って追い出されるようにこっちに飛ばされたし……』


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