過去ログ - 魔法少女ほむら☆サヤカ
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/03/20(火) 21:09:39.16 ID:x9SeDFBx0
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 屋上(見滝原中学校):昼休み(次の日)
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ほむらは屋上へと続く扉の前で立ち止まっていた。
その手にはサヤカが作ってくれた弁当の入った袋を持っていた。
今日もまどか達はほむらを誘うつもりだったようだが、心の整理の為にほむらは昼休みになってすぐに教室を出て行った。
その為、誘う相手が居なくなってしまった為、まどか達はそのまま屋上に向かったのであった。

サヤカ『行くよ、ほむら?』

ほむら「う、うん……」

ほむらが屋上のドアノブに手をかけ、扉を開ける。
屋上のベンチに二人の姿があった。
ついさっき来たところなのか、ちょうど弁当の蓋を開けようとしているところだった。
サヤカの話では「まどか達が弁当を食べ始めたよ! 急がないと!」とのことだったが――
どうやら、それはサヤカが最高のタイミングで屋上に来れるようについた嘘のようであった。

ほむら(……ありがとう、サヤカ)

ほむらはサヤカに心の中でお礼を言うとそのまま二人の所へ歩いていく。
二人がほむらの姿に気がついたようで声をかけてくる。

まどか「あ、ほむらちゃん!」

そのまま、二人の前まで行き、弁当袋を両手で掴んで立ち止まる。
「一緒にお弁当食べませんか?」――言葉が喉元まで来るがそこで止まってしまう。



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