過去ログ - 男子高校生のスマイルプリキュア
1- 20
13: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/16(金) 20:52:56.69 ID:ha4LqwPlo


 結局、モトハルたちは何の収穫もなく真田東女子高校を後にした。

「尊い犠牲であった」

 相変わらずの無表情で唐沢は言う。

「キャンディはまだ生きてるクル〜」

 唐沢の肩の上でキャンディは力なくつぶやいた。

「結局、りんごちゃんはプリキュアじゃなかったんだな」

 と、モトハルは確認するように言う。

「当たり前クル。あんな危険人物がプリキュアだとキャンディの身が持たないクル」

 りんごちゃんは隙あらばキャンディを抱き上げ、なでまわしていたのだ。

「ついでに毒物まで食べさせられて死ぬかと思ったクル。キャンディじゃなかったら危なかった

クルよ」

 キャンディはとても怒っているようだ。

 モトハルたちは気を取り直して再び商店街へと戻る。

 やはりプリキュアなどそう簡単に見つかるはずもない、そう思ったとき。

「おわっ!」

 唐沢が誰かとぶつかった。

「きゃあ!」

 見ると、髪を二つにまとめてクロワッサンみたいな形をさせたをした制服姿の少女が尻餅を
ついていたのだ。

 横には、桃色の鞄が落ちており、ファスナーを閉め忘れたのかその中身の教科書やノートが
散乱していた。

「あわわわ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
204Res/176.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice